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第63回歯科基礎医学会学術大会

大会長挨拶

 

第63回歯科基礎医学会学術大会
大会長 松尾雅斗
(神奈川歯科大学・口腔解剖学分野・教授)


 

第63回歯科基礎医学会学術大会
準備委員長 高橋俊介
(神奈川歯科大学・歯科薬理学分野・教授)


 第63回歯科基礎医学会学術大会は神奈川歯科大学が担当させていただくこととなりました。 会期は2021年10月9日(土)から11日(月)までの3日間、オンラインで開催いたします。神奈川歯科大学での開催は1970年の第12回大会から半世紀、1996年の第38回大会以来四半世紀ぶりとなります。対面形式と異なったオンライン学会のアドバンテージを最大限生かせるようにしたいと思っております。
 歯科基礎医学会は、解剖学、組織発生学、生理学、生化学、薬理学、微生物学、病理学の7分野で構成される、世界でも類を見ないボーダーレスな学会です。その研究内容は、生命科学から歯科臨床へのトランスレーショナルリサーチを中心に歯科界の最先端を走り続けています。
 歯科基礎医学会学術大会は還暦にあたる60回をすぎ、「発展」・「進化」を遂げてまいりました。そして、様々な制限のなか、新しい基準・標準を設け、その歩みを「急速」・「革命」的に進めて来たと思います。この歩みは止まることはないでしょう。そこで、その思いを込めて

R/Evolution 歯科基礎医学、再生から進化へ

と言うテーマをつけさせて頂きました。

 ロッテ基金特別講演では、高井 研先生(国立研究開発法人海洋研究開発機構)には『歯科基礎医学者の皆様に聞いて頂きたい極限環境生物や地球外生命の面白さ』、内藤 裕二先生(京都府立医科大学大学院医学研究科)には『腸内微生物叢最前線―with/postコロナ時代の生命科学』と言うタイトルでご講演頂きます。これに加え、各種シンポジウムやオンラインの特徴を生かして新たな一般発表の形を予定しております。本学術大会が活気に溢れ、実りある大会となりますよう、会員のみならず、広く歯科関係の方のご参加とご発表を心よりお待ち申し上げております。